Cloudera Enteprise 6 beta
先月検証したまま放置していましたが、Cloudera Enteprise 6 public beta をインストールしたのでメモ書きです。
Cloudera Enterprise 6 のページからβプログラムに参加すると、ダウンロードのリンクなどが送られてきます。日本語版もあるのでそれに従ってインストーラをダウンロードしてください。
検証環境
下記のように、個人用のGoogle Cloud Platform (GCP)の環境に以下の構成で構築しました。(最終的にワーカーノードは5台に増設)
ノードの種類とインスタンス
- Cloudera Manager 6 x 1 (n1-highmemem-2)
- マスター x 1 (n1-standard-4)
- ワーカー x 3 (n1-standard-2)
OS等
- CentoOS 7
- firewalld 無効化
- systemctl stop firewalld
- systemctl disable firewalld
- SELinux 無効化
- setenforce 0
- (検証環境なのでsshdの設定を変更してrootでのパスワードログインを許容するように変更)
- /etc/ssh/sshd_config を編集して PasswordAuthentication と PermitRootLogin をyesに
- psmisc パッケージのインストールが必要
- sudo yum -y install psmisc
Cloudera Manager 6のインストール
β版のダウンロード手順に従って実行ファイルをダウンロードします。(β版ではパッケージが提供されていないので)
Cloudera Manager 6のセットアップ
http://master:7180 にアクセスしてインストールを続行します。
ウィザードが縦方向に変わったようです
CDH6を選択
その後の手順はCloudera Manager 5 とほとんど同じでした。スクリーンショットはかなり省略しています。
インストール完了
Cloudera Manager 6のUIは、見た目には大きく変わっていないようです。ホストの検査(ホストインスペクタ)の結果は以下のとおりでHadoop3.0になっています。(HBaseは2.0に。こちらの方が変更のインパクトがあるかも)
余談:後日この後ノードを2台追加してワーカー5台構成になりました。
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