前回はQuickstart VMの起動までを行いました。今回はCloudera Managerからアップグレードを行います。
Cloudera Manager化
Quickstart VMの起動直後はCDH5のみ(HDFS, YARN, Spark, Impala等)が実行されています。Cloudera Managerが起動できるように変更するため、デスクトップにあるアイコンをクリックして設定を変更します。
今回は Launch Cloudera Express を選択しました。メモリが少ないとエラーになるのでご注意を。
セットアップはこれで終わりです。URLとユーザー名が表示されるので忘れないようにしましょう。
ブラウザから表示されたURLにアクセスします。
先ほど表示されたユーザー名、パスワードでログインします。
Parcel化
初期の状態ではパッケージ(RPM)を使ってセットアップされています。アップグレードを含め、Parcelの方が運用が楽になるので、デスクトップの「Migrate to Parcel」アイコンをクリックして切り替えておきましょう。
回線速度などにもよりますが、ダウンロードにはそれなりに時間がかかります。お茶でも飲んで一服しましょう。
終わったらCloudera Managerのサービスを再起動します。または仮想マシンを再起動しても良いでしょう。
さて、準備完了です。
アップグレード
アップグレードの手順はドキュメントに書かれています。
http://www.cloudera.com/documentation/enterprise/latest/topics/installation_upgrade.html
今回はまだ何もセットアップしていないのでアップグレードに失敗してもやり直せば良いのですが、ドキュメントはしっかり読みましょうね。
さて、次回はアップグレードです。
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