Cloudera Manager 4.6 リリース

Cloudera Manager 4.6がリリースされました!

Apache Hadoopは大規模に分散可能なソフトウェアです。1台でも実行できますが、数台〜数千台規模までスケールアウトでき、大量のデータを蓄積したり、分散して処理を行うことが可能であり、さまざまな業界で利用されています。

大規模な分散環境を構築すると問題となるのが、デプロイや運用管理です。規模が増えるに従って、手作業で個別に管理を行うのは困難になってきます。複数の管理者が運用を楽に行うために、商用/OSSの運用ツール(例えばChef, Puppet)などを駆使する必要がでてくるでしょう。しかし、ツールの使い方などを周知徹底することは難しく、さまざまなツールを組み合わせて運用するための手順書や運用ノウハウの蓄積が必要になります。Hadoopの運用管理を簡単にするツールの一つが Cloudera Manager です。

Cloudera Managerとは?

Cloudera Managerとは、Hadoopの運用管理ツールです。多くの顧客の要望を取り入れ、かゆいところに手が届くツールとなっています。
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Screenshot

主立った機能は以下の通りです。

  • 各ノード(ネームノードやリージョンサーバーなど)へのHadoop、エコシステムのインストール
  • ウェブブラウザ上で実行する管理ユーザーインタフェース
  • 一元化された設定画面
  • モニタリング
  • ログの検索
  • アラート機能
  • ユーザー管理
  • SNMP対応
  • その他

日本語対応もされており、パラメータの設定画面では、日本語でヘルプが表示されます(!)(クリックで拡大)
Configuration

Cloudera Managerの3つのエディション

本日公開されたCloudera Manager 4.6(以降CM4.6)では、従来と異なり3つのエディションから選択できるようなりました。
従来:

  • Cloudera Manager Free Edition (フリー:機能限定)
  • Cloudera Manager Enterprise Edition(サブスクリプションを購入すると利用できる:機能限定なし)

CM4.6〜

  • Cloudera Standard(フリー:一部機能を除きほぼEnterpriseと同じ)
  • Cloudera Enterprise Trial (無償:60日間有効だがEnterprise Editionと同じ機能。サポートはなし)
  • Cloudera Enterprise (サブスクリプションを購入すると利用できる:機能限定なし)

three-edition
新しく追加されたCloudera Enterprise Trialでは、従来サブスクリプションを購入しなければCloudera Managerの豊富な機能を評価することが難しかったのですが、60日とはいえ、ディザスタリカバリ、監査に使えるナビゲータなどを含んだ完全な機能を試すことができます。
また、従来のFree EditionであるCloudera Standard(このネーミングは、、、)も機能が強化されています。なんとFreeにも関わらず一部の機能を除き、Enterprise版の機能全てを網羅しているようです(あまりに機能追加されているため把握できず。。。)。このあたりは別の機会に紹介できれば。
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cm46
[注] Cloudera Manager ダウンロードページ : https://ccp.cloudera.com/display/SUPPORT/Downloads
[2013/6/10 18:00更新] ダウンロードページのアドレスが変更になったため訂正